あおもり立志挑戦の会の活動の中でも、期や地区を超えた活動を行っているのが私たち塾サポート委員会です。青森県庁、青森公立大学、そしてあおもり立志挑戦の会の三者が協働し、あおもり立志挑戦塾の円滑な運営をサポートしております。

特に塾サポート委員会では、塾生のディスカッションにおけるファシリテーターを務め、塾生がより多くの気づきを得られるよう、時には優しく、時には厳しく発言を促す役割を担っています。委員会設立当初は、OB/OGと塾生との関係が密になると、成果報告会の発表にバイアスがかかるという声もありましたが、そこはやはりあおもり立志挑戦塾の塾生。最初の塾ではほとんど発言しなかった塾生が、最後の塾では堂々と発言し、他の塾生からも「最初の頃と全然違う!」と言われるのを聴いたり、成果報告会では自分たちの期の特徴を押し出した発表を聴いていると、目頭が熱くなり、塾サポート委員会冥利に尽きるというものです。

塾サポート委員会のメンバーは、塾開催日は付きっ切りで塾生と向き合っています。塾は春~秋にかけてほぼ毎月開催されるため、それぞれに家庭や仕事もある中、毎回参加してくれるメンバーには感謝してもしきれないくらいです。

塾サポート委員会の課題としては、メンバーが少数で固定されてしまうことが挙げられます。また、開催地によっては十分な人数を確保できないこともあるため、今後はファシリテーターができるメンバーの確保や地区会との協力体制の構築が必要となってきます。そうすることで、塾生とOB/OGの繋がりが生まれ、塾サポート委員会のみならず、あおもり立志挑戦の会全体の活動の底上げに寄与できると思っております。ファシリテーターではなくても、塾に顔を出してくれるだけでも、塾生は様々な人たちがあおもり立志挑戦の会に居て、自分たちの様子を気にかけてくれていると感じることができますので、引き続きあおもり立志挑戦の会の皆さまには、塾の運営にも興味を持っていただけると大変嬉しいです。

最後になりますが、今後も塾サポート委員会では塾生の気づきと成長に少しでも役立てるよう、縁の下の力持ちとして活動してまいります。