地区会は、ARCの期を超えての地域内ネットワーク構築にとても有意義な場である。

当初、地区会年間計画の作成にあたり、ARC会員に相談し意見を頂戴し思案した結果、四つのキーワードに絞り計画を立てた。

まずはじめに「地域とスポーツ」である。地域プロスポーツチーム設立の経緯・存在意義を知り、また実際に試合を観戦することでスポーツの地域振興に必要なものを考える機会となることを目的とした。平成29年9月29日、合浦にあるカクヒログループスタジアム(青森市民体育館)にて、新シーズンを地元で迎えた青森ワッツの試合観戦。大勢の観客と売店やグッズを買う人々で出入り口は大混雑、私たちARC青森地区会を中心とした仲間も40名ほど集まり、応援に熱を上げた。場所を変えて青森スポーツクリエイション株式会社取締役の若井暁様に青森ワッツの設立経緯・目的や波及効果などをご講演いただいた。交流会もARC以外の参加のみなさんも一緒になり試合の様子や青森でのスポーツ振興についての話、その他様々な話の中で盛り上がり楽しく充実し
たひと時を過ごした。新たな出会いの場ともなった。

二つ目テーマは「同志」。地域内で精力的に活動しているみなさんの取組みを互いに知り理解を深め、新たな発想や連携が生まれる場を創る、という目的のもと11月29Bに開催。合計28名の参加があり、浅虫地区にある石木医院院長の石木基夫様に、地域内での連携づくりや町おこしの取り組みについてご講演いただいた。交流会では、「知っていたけれど話したことがなかった方と話せてよかった。」という声が数人からあがっていた。

今後「食・健康」「若者」のキーワードで地区会を予定している。地区内の交流はもとより交流の拡がり、そしてさらなる人との出会いを求めて青森地区会は活動し続けていく。地区内にもまだまだたくさんの可能性が潜んでいる。