立志巡祭とは、県内全40市町村を清掃活動等で巡回し、地域の魅力UPや会員相互の親睦・成長につなげ、さらには青森の発展に貢献しよう!といった活動です。

あおもり立志挑戦塾第5期生の成果報告会が活動のキッカケでした。我々第5期生は、最終第6回目の塾終了後、成果報告会に向けて何度も何度も話し合いを重ねました。そして、会議をしているだけで行動が伴わなければ説得力に欠けるのではないか?ということで、まずは何か行動しようと、予算も掛からず気軽に出来る“ゴミ拾い”をすることに。

ゴミ拾いに関しては、塾第5回目の講師、イエローハット創業者の鍵山秀三郎先生の「掃除道」を受講した影響が大きかったと思われます。

塾で学んだ事を活かし、“ゴミ拾い”を通じて青森の元気に寄与できないだろうか! ?と考えた末に、この活動のプランが出来上がりました。

そして、「どうせやるなら祭りのように楽しんで」ということで「立志巡祭」と命名。記念すべき第1回目の立志巡祭は、平成24年11月23日に七戸町で開催。参加人数13人。七戸町中心街と旧七戸城跡地の清掃活動をしたのち、エクスカーションで「お菓子のみやきん本店」を訪問し、“揚げたて熱々どでん”の試食会を実施。

第2回目は八戸市。第3回目は青森市。その後、十和田市、三戸町、東通村、むつ市、田子町、今別町、黒石市、鰺ヶ沢町、深浦町、弘前市、三沢市、五戸町、平内町、六ヶ所村、五所川原市、おいらせ町、と、7年間で19市町村を巡りました。

これまでの活動を振り返ってみて、改めて思うのが「青森県って面白い」ということです。どこに行っても面白くなかったことがありません。立志巡祭で初めて訪れた町、初めて参加したイベント、その時しか出来ない体験など、皆で多くの貴重な経験をしました。

全40市町村制覇まであと21カ所。まだまだ時間は掛かりますが、今後も皆で楽しみながら続けていきたいと思っています。