
2012年2月14日、ラ・プラス青い森で開催された、あおもりリーダーネットワーク交流会で「若手農業トップランナー」と「あおもり立志挑戦の会」が化学反応を起こし産声を上げた「あおもりマルシェ」。それぞれの強みを生かし、地域を盛り上げる活動として何かできないかという想いで産直市の構想がスタートしました。
第1回の開催は2012年7月8日と決定し、実行委員会の組織から場所の選定、出店者券集、広報など準備に対し開催までの期間がタイトなスケジュールでした。知識も経験も乏しく「モノ、カネ」もほとんどなかった私たちですが、唯一持っていた「ヒト」との繋がりで、たくさんの方のご協力により、現在のあおもりマルシェのベースを構築し、3ヶ月で開催までこぎつけることができました。

第1回の開催はどれだけの方に来ていただけるか不安な状況の中、開場しましたが、結果5,000人の方にご来場いただき、まずまずの出だしとなりました。2013年9月15日開催の第7回あおもりマルシェでは、屋外イベントの脆弱性を痛感しました。雨天により来場者が過去最低の1,500人を記録し、出店者から大量の差し入れが本部に届けられ、出店者の方に申し訳ないと感じたことを覚えています。
全体としては、回数を重ねるにつれ、出店者、来場者が年々増加し、4年目を迎えた2015年の第13回からは、それまで会場としていた新青森駅前公園では手狭となったことから、青森市スポーツ公園のわくわく広場に変更しました。

来場者の推移としては7年目となった昨年、1開催当たりの来場者数の平均は8,700人と1年目の5,000人と比較し、順調な伸びとなっています。
あおもりマルシェは当初、若手農家にスポットを当て、それまで知らなかった青森の魅力(農産品)を知ってほしいというコンセプトで開催してきましたが、農家のみならず、ステージイベントや会場全体でも、さまざまな活動をする方々を紹介することで、青森の魅力を発信する場として、広がりを見せ、そのことが、リピーターを増やす要素になっていると感じています。

今後も、志を持って、魅をまとい、人を巻き込む渦となれ!